ワールドワイドなジャズの振興と、ジャズシーンを担う人々のために発足されたIAJE: International
Association for Jazz Education(国際ジャズ教育協会)。34回目を迎える今年の会議が、1月10日から13日にかけてNYで開かれました。毎年アメリカを始め、フランス、デンマーク、オーストラリア、イギリス、イスラエル、カザフスタン、カナダ、日本など、およそ45ヶ国から、ミュージシャン、音楽教育に携わる教育者、学生、レコード会社などミュージックビジネス関係者、マスコミ関係者ら、約8000人が参加します。
開催中の4日間は、午前8時から夜中にかけてびっしりと詰まったスケジュールです。その内容は、パネルディスカッション、プレゼンテーション、ワークショップ、ジャムセッション、著名なミュージシャンの公開インタビュー、それぞれの地域や学校から選抜された学生のパフォーマンスなど。音楽関係者の集う会議だけあって、ジャズ界を代表するプロ・ミュージシャンの演奏が聞けるのも、その醍醐味です。今年はRandy
Brecker、Bill Evans、Hiram Bullockらが率いるバンドSoulbop、Roy Hargrove
やNancy Wilsonらのゲスト出演もあったThe Dizzy Gillespie All-Star Big Band、常に先駆的ジャズが聞けるDave
Liebman Group、NYの人気若手ミュージシャンMarcus StricklandのバンドTwi-Life Group、オーディエンスが総立ちの、ユニークなステージが印象的なMatt
Wilson。その他にも音楽好きにはたまらない豪華なショーが目白押しでした。
また、NEA(National Endowment for the Arts Jazz Master)受賞式には、日本人ピアニストToshiko
Akiyoshi、フルーティストFrank Wess、アルトサックス奏者Phil Woodsらが招かれ、これまでの音楽的な活動と功績が讃えられました。
学生には大きな会場で演奏できる機会を与え、また、ミュージシャンや音楽関係者には自由に交流できる場を提供するIAJE国際会議は、参加者それぞれにとって有意義で、刺激を受けたイベントとなったことでしょう。マスマーケットの中で押されがちなジャズがこれからも活気よく受け継がれ、さらに多くのミュージシャンが育って欲しいと思います。

【International Association for Jazz Education】
http://iaje.org/
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