新神戸オリエンタル劇場
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2007.1.17

 9月に行われた第1回北野演劇祭において、最優秀作品賞に輝いた劇団、隕石少年トースターに贈られた副賞が新神戸オリエンタル劇場の2007年1月17日無料使用権。その日、彼らが見せてくれる芝居が「パペット・オン・ザ・パニック」だ。2005年に発表した「崖っぷちの人形劇場」のリメイク・バージョンだという。どんな話なのだろうか?
 
「子ども文化フェスティバルの舞台裏で起こる、人形劇をやるはめになった大人たちの話です。人形劇団が集団食中毒になり、その代役の話が、明後日に本番を控えている劇団に舞い込みます。その劇団は台本がまだ出来ていない。一方では、子ども文化フェスティバルを阻止しようする人もいる。そんな中で、果たして無事に開幕出来るのかという、舞台裏のパニックを描いたシチュエーション・コメディーです」(隕石少年トースター主宰・山内直哉氏)
 
 前作との違いと、リメイクしようと思った理由については?
 
「初演と大きく違うのは、登場人物が1人増えて、キャストもスタッフもほとんど違うメンバーになっているということです。脚本も大幅に改訂しました。
リメイクしようと思った動機は、初演から2年経ち、新しい劇団員も増え、劇団が当時とだいぶ雰囲気が変わったので、次に進む前にもう一度、過去の作品をしっかりとやってみて、今後の劇団の指標にしようと思ったからです。また、この作品に、初演でやりたくて出来なかったことが、まだまだ残っていたということも大きな理由の一つです」
 
 自分たちの成長の度合いを測るためのリメイク公演ということで、前作を知る人にとっても楽しみな舞台になりそうだ。それではこの作品の見どころはどういったところになるのだろうか。
 
「見どころは、求心力のあるストーリーと、その中で描かれる人間味溢れる登場人物たちです。大きなテーマは『再生』。
絶望的な状況の人たちが、困難を乗り越えて行きます。ハッピーエンドかバッドエンドかは、観に来ていただき、そのドキドキワクワクを楽しんでいただければと思います。作品に込めたいと思ったメッセージの数々は、笑いに包まれてさり気無く散りばめられています。
いつもより少し長めの稽古期間を経て、1ステージのみの神戸公演。しっかり作ったものを勢いに乗せてお届け出来ると思います。過去に客演していただいた役者さんと劇団員一同、毎日稽古に励んでいます。このまま誰もノロウイルスに感染しないことを祈るばかりです」
 
 最後に、神戸公演についてのメッセージをお願いした。
 
「北野演劇祭で応援していただいた皆様のおかげで、最優秀作品賞をいただき、1月17日に新神戸オリエンタル劇場で公演出来ることになりました。本当にありがとうございます。神戸にお住まいの方々にも、隕石少年トースターの本公演を観ていただけるチャンスだと思い、もともと決まっていた大阪公演と同じ演目を上演することになりました。
1月17日は震災の日で、楽しむ日ではありませんが、お芝居を観て、色んな幸せを感じていただければと思います。是非、観に来ていただきたいです。劇団員一同、心よりお待ちしております」
text / Osamu Kato

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