新神戸オリエンタル劇場
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2007.7.20〜7.22
赤字をかかえた劇団が請け負った一件の依頼。ターゲットは一人の老人。生き別れの息子家族を演じ、老人の心を解きほぐすのだ。期間は5日間、成功報酬は1,000万。果たして彼らは作戦を成功させることができるのか…。劇団赤鬼の新作、「Fake Heart」は、貧乏劇団に舞い込んだ、夢のような話が発端になっている。そこからどんなお話が展開していくのだろうか? 作・演出の吉村シュークリーム氏に伺った。
 
「人は様々な思いを持っています。そしてその思いを言葉にのせて伝えます。今回の『Fake Heart』は、その言葉をうまく見つけられない人たちの話。用意された言葉では、周到に組まれたストーリーでは本当の気持ちは届かない。ちょっと不器用な人と人とのつながりを、赤鬼初のシチュエーションコメディでお届けします」

劇団赤鬼としては、初めて挑戦することになる本格的なシチュエーションコメディということで、稽古の様子なども、いつもとは少し違った雰囲気なのだとか。何が異なり、そしてその異なった「何か」で実現しようとしていることとは、どんなものなのだろうか?
 
「一つひとつのシーンに対して、役割やどんなことを打ち出してみたいかと深く話し合っています。長い付き合いのメンバーたちですが、意外にお互い知らなかった一面もあったりして驚いたりもしますね。もちろん『コメディ』ではありますが、赤鬼らしく『ハートフル』さも大切にして、お届けしたいと思っています。 作品の登場人物はもちろん架空の人たちなのですが、その彼らに関わるメンバーが『演じる』ことで彼らが息づき始めるのだと思います。 作家、演出、スタッフ、役者の皆が、自分たちのフィールドで作品を演じていきたい、と」
 
演じることで生まれるストーリーを、観客と共有し、楽しんでいく時間が芝居の一番の魅力。その舞台となる当劇場と、そこに足を運んでくださる観客の皆様へのメッセージをお願いした。
 
「新神戸オリエンタル劇場さんの魅力は、この規模の劇場ではなかなかない客席と舞台の一体感ですね。リラックスした気持ちで、特別な時間を過ごすんだというワクワク感をくれる空間だと思います。 ゲストはタイソン大屋さんと坂口修一さん。お二方とも赤鬼は初参加です。 劇団赤鬼の2007年夏ステージは、『楽しさ』に挑戦です。暑い夏のスタートに、『家族』をテーマにした、優しい気持ちのシチュエーションコメディをお楽しみください。 時々ケンカしてしまったりもするけれど、大切な周りの方々とご一緒の週末、着飾ることなく、でもワンポイント、自分のお気に入りの小物を身につけて、新神戸へいらしてくださいませ」

 

text / Osamu Kato

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