新神戸オリエンタル劇場
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2007.12.8

1年間を通して出会ってきたものすべてに感謝し、
その思いをすべてつなげるライブにしたい。
 
さまざまな土地で出会った自然や人に対する思いを歌にのせ、独特の感性と音色で人々を魅了している丸山茂樹氏。彼の表現は、ただ音楽を伝えるだけではなく、音楽を通じて、私たちに忘れてはいけない大切な何かを気づかせてくれる。
 
昨年に引き続き、今年も丸山茂樹の2007年集大成となるワンマンライブの開催が決定した。タイトルは昨年と同様『蒼い月のみちで』。月は、太古から人々を照らしている普遍的な存在。普遍であるからこそ周囲の変化を敏感に映し出し伝えていくことができるという、丸山氏の音楽スタイルそのものが込められたタイトルだ。では、昨年のライブと比べて、今年はどんな変化が期待されるだろうか。
 
「テーマそのものは昨年と変わりません。年末のワンマンライブでは、その1年間を通し出会ってきたものすべてに感謝し、その思いなどをすべて繋げる1日にしたいという気持ちがあります。違う点といえば、昨年はバンドメンバー8名という豪華なセットで、自身のイメージする音表現に重点をおいて演奏しましたが、今回は逆に少人数編成で、旅のことや出会い、歌詞などの言葉をダイレクトに伝えたいと思っています」(丸山茂樹氏・以下同)
 
彼の曲づくりの原動力となっているのが、旅先の「出会い」。人とも自然とも出会うからこそ、自分が生きていられる。どんな些細なことに対しても出会いを感じることで、彼の作る音楽も、彼自身もどんどん変化していくのだそうだ。つまり「出会い」は丸山茂樹のライフワークすべてなのだという。その「出会い」のひとつとして、今年の夏は丸山氏自らが主催するイベント『そら祭り』が兵庫県の播磨中央公園で開催された。「音楽や表現を通じて、すべての人々が“場所”の大切さを再確認できるお祭り」をテーマに、ひとつの空の下、多くの参加者が集い、たくさんの出会いが生まれたようだ。
 
「『そら祭り』は、今まで感じてきた出会いをすべての人が体感できるように具現化したイベントですね。何よりも“場所”を好きになってもらうこと。自分の居場所を見つけ、大切な場所を再確認してもらうこと。それが、自分の心も豊かにさせるし、場所を守ることにもなるし、出会いや仲間との繋がりも増えていく。『そら祭り』は、そんなみんなのための“場所”づくりをしたという感じですね。今後も、『そら祭り』を全国展開し、世界にも広めていきたいと思っています。“場所”を大事にし、それを広めていく人がたくさん増えたら世界はきっと変わるでしょう。そのためにも、僕は『そら祭り』を伝え続けます」
 
丸山氏自身にとっても、旅や出会いで感じたことを歌に込めて持ち帰るという彼の音楽スタイルを、あらためて「これでよかったんだ」と再確認する機会になった『そら祭り』。その後の演奏活動は、さらに“場所”の大切さを意識するよう、初心に帰った気持ちで取り組んでいるという。今年のワンマンライブでは、さらなる進化を遂げた丸山茂樹の音楽が、期待できそうだ。
 
「演出上の見所といえば、昨年も行っていたのですが、スライドショーでの写真投影ですね。旅で出会った“場所”をそのまま音楽にして持ち帰るのが丸山茂樹の表現。だからこそ、その楽曲が生まれた場所の写真がステージ上に映されることで、もっとイメージを膨らませてもらえるかなと思っています。今回は、ロビーにも写真を展示する予定です」
 
さらには、会場限定のCDが販売されるという嬉しい情報も有り。なんと、今回は沖縄の砂浜で生録音をした未発表曲の音源だそうだ。ぜひチェックしていただきたい。
最後に、今公演への意気込みを語っていただいた。
 
「年末にしか感じることができない今年の丸山茂樹をすべて出しきります!新神戸オリエンタル劇場という“場所”で、大切な何かを共有しましょう。みなさんにとって、素晴らしい瞬間がこの日に生まれますように…」
 
text /Miho Nogami

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