新神戸オリエンタル劇場
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2006.5.13〜14

一度は耳にしたことがあるかもしれない。劇団アンドエンドレスという名を。2003年、関西地区では無名の劇団が、新神戸オリエンタル劇場にて、3ステージ1200人の動員を記録。スタンディングオベーションとともに、その伝説が幕を上げた。東京公演のたびに、「神戸ではやらないのか」との問い合わせが殺到。そしてついに、2006年5月、待望の神戸ツアーが決定。代表作『美しの水』を引っ提げて、再び彼らはオリエンタル劇場の舞台に立つ。


旗揚げから10年。この記念すべき年に、アンドエンドレスは、劇場、インターネットにて、再演希望アンケートを実施。そこで、他作品とは圧倒的な差をつけてトップとなったのが今回上演する『美しの水』。初演は1998年、再演は今回で4度目。ストーリーは、記憶にも新しいNHK大河ドラマ「義経」を想像していただければ話は早い。しかし、jazzやHip-Hopなどの音楽を取り入れたまったく新しい殺陣やダンス、アンドエンドレスならではのアーティスティックな舞台美術やライティングが、それとは異なる独特な世界をつくりだす。

源義経を中心に描かれていくこの作品は、初演時、義経とその最愛の人、静御前との出会いから、実兄・源頼朝に討たれるまでを描いた「RED」という演目のみの上演だった。しかし、回を重ねるごとに、幼少期の義経が平家を討ち滅ぼすまでのエピソード「Blue」、義経の出生の謎を紐解くべく、父・義朝を中心に、平清盛・常磐御前との愛憎を描いた「White」とストーリーが生まれていった。
そして今回、当劇場では2日で、3公演「White」、「Blue」、「Red」を上演する。
 
ひとつ、ひとつの演目が完結されているので、どれを見ても楽しむことができる。しかし、1本見るとアンドエンドレスの虜に。2本目を見れば、『美しの水』にどっぷりと浸かってしまう。その魅力のひとつに、どれから見ても1本のストーリーで結ばれるという、憎い演出トリックがある。
また、今回神戸公演のみのスペシャルゲストとして、劇団赤鬼より岡本拓朗、劇団TAKE IT EASY!など、地元劇団とのコラボレーションが実現。彼らは、再び神戸の人たちに出会うため、新たなストーリー、キャストを加え、まだ見ぬ『美しの水』をめざす。
text / わかば
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